2014年11月15日土曜日

12月6日のテーマ(原子力)の参考文献

オランダ・ライデン大学

12月6日都市的土地利用研究会のもう一つのテーマである原子力について,報告者である酒井泉教授(福井大学工学部)から次のメールを頂戴しました。

原子力発電は、以下の3点を条件としています。
➀本体が事故を起こさない。
②資源が無尽蔵である。
③放射性廃棄物は地面に埋めて処分できる。

➀については、スリーマイル島、チェリノブイリ、福島と、すでに3度大きな事故を起こしてしまいました。
②については、増殖技術(プルトニウム利用)が必要です。
③については、もっと議論と研究が必要な課題です。

この様な問題について、文系の方々と協力して議論を進めて行くことの可能性を試みたいと思っております。

 参考図書として以下の3冊の書物を挙げておきます。
「始末できるか原発の放射能」ステップ社 (地層処分の章は私が書きました。)
「トリウム原子炉への道」朝日選書
「原子炉を眠らせ太陽を呼び覚ませ」草思社
いずれも、新たな視点から原子力問題を考えるのに役に立つと思います。」

 なお,ブログ管理者(小柳)は,このうち「始末できるか原発の放射能」をアマゾンで購入しました。セブンネット等でも購入可能ですし,お近くの本屋さんでも注文可能です。

研究会は,126日土曜日(午後2時)に開催されます。
場所は,日本大学経済学部7号館9階7091教室(いつもの教室)です。地図については,過去のブログを御覧ください。 テーマは,「債権法改正」と「原子力」です。いずれも重要度の高いテーマです。
なお,1月の都市的土地利用研究会は,1月31日土曜日に開催です。

0 件のコメント:

コメントを投稿