2019年8月29日木曜日

2019年9月28日(土)午後2時から5時「所有者不明土地問題と民法・不動産登記法改正」

カナダ・トロント
皆様
 以下の次第で2019年9月28日(土)午後2時から5時所有者不明土地問題と民法・不動産登記法改正」に関する研究会を開催します。ご参加の方は研究会案内メールにご返信ください。人数確認のためですから,単に返信されるだけで結構です。


1.9月28日土曜日研究会のご案内
(1)日時・場所
日時 2019年9月28日(土)午後2時から5時
会場 日大経済学部3号館10階3102教室(★建物変更です★。前回の9号館は入試で使えないため、近くの3号館になりました)
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/campus/

(2)テーマ「所有者不明土地問題と民法・不動産登記法改正」
 本研究会は,法制審議会で現在進行中の所有者不明土地問題に関する民法改正の動きを取り上げます。
 所有者不明土地対策は,具体的な民法改正・不動産改正に結実しそうです。「2020年までに必要な制度改正の実現を目指すとしている。」(民法・不動産登記法部会資料1民法・不動産登記法の改正に当たっての検討課題2019年3月)とあるように,来年の通常国会又は臨時国会に民法改正・不動産登記法改正の法案が提出されます。
 法制審議会の審議も急ピッチで進み,その内容も大胆なものです。委員の佐久間毅京大名誉教授は,①相続登記はもちろん義務化,②遺産分割協議も一定期間以内になすべく義務化(「解消の目処を立てないまま遺産共有を永続させる者にその利益を享受させる必要はない。」月刊登記情報2019年8月号1頁),③法定相続分も登記なくしては対抗不可能とすべし,など強烈な議論を展開しています(同)。
 本研究会では,相続法改正及び民法相隣関係法改正に関し,①議論の現状はどうか?,②そのうち確実に実現されそうものと議論にとどまりそうなのは何か?③それが不動産実務をどう変えるか?を検討します。
(3)報告者と報告内容
司会 新井剛獨協大学国際関係学部教授
報告 1.小柳春一郎獨協大学法学部教授
「相続法・不動産登記法改正の動向ーー相続登記義務・遺産分割期間制限は実現するか?」
   2. 太田昌志千葉商科大学国際教養学部准教授
「民法相隣関係規定改正の動向ーー相隣関係の現代化」

2 新年度(2019年度)会費納入のお願い
  都市的土地利用研究会新年度会費(2019年4月から2020年3月までの分)ご納入をお願いします。
   〇年会費:3000円
   〇口座:みずほ銀行目黒支店(店番号194)普通預金口座番号1066794 
          名義人 トシテキトチリヨウケンキュウカイ 
     会費は,外部報告者謝礼に使っております。


日大経済学部建物所在図

経済学部3号館(教室は10階)